東京スカイツリー(東京都墨田区)の来場者が1日、100万人を達成した。同日午前、東武タワースカイツリーの鈴木道明社長や公式キャラクターのソラカラちゃんらが出席し、100万人達成の記念イベントが行われた。
5月22日に開業し、72日目の達成となった。100万人目となったのは長野県東御市から来たという田中礼奈さん(38)と長男龍斗君(12)、長女紗奈ちゃん(7)の親子。礼奈さんは「スカイツリーは初めてで、100万人目と聞いてびっくりした。とてもうれしい」と喜びの表情。
田中さん一家には、東武ホテルレバント東京のスカイツリー入場券引換券付ソラカラちゃんルーム宿泊券やすみだ水族館の招待券、スカイツリーの模型などが贈られた。
鈴木社長は「今後、来場者数が500万人、1千万人と増え続け、スカイツリーが50年、100年と、この墨田の地で愛されていくことを願っている」と述べた。
スカイツリーは1年間の来場者数を540万人と見込んでおり、72日目の100万人達成は「ペース通りの数字」(広報宣伝部)としている。
100万人達成の記念イベント(左から2人目が鈴木社長)=1日、東京スカイツリータウンのスカイアリーナで