
はやぶさ2
東武タワースカイツリーが運営する東京スカイツリー(東京都墨田区)は、隣接する東京スカイツリータウンの東京スカイツリーイーストタワー8階にある千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスと連携し、東京スカイツリー展望台の入場を予約した学生団体を対象に修学旅行特別プログラム「未来体験ツアー」を提供している。
同キャンパスは、研究活動を通じて生まれた最先端技術を応用した体験型アトラクションゾーン。未来体験ツアーは、300インチの巨大スクリーンによる宇宙の誕生から現在までの138億年を大迫力の映像と音響で紹介する3Dシアターからスタートし、災害対策ロボットの操縦の実演などを体験できる約1時間のコースを、ガイド付きで楽しむことができる。
最近では、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型の展示を開始。併せて、はやぶさ2が着陸とサンプルリターンを試みた小惑星「リュウグウ」の7千分の1サイズの模型も展示した。展示されているリュウグウは、3Dプリンターにより表面の凸凹まで忠実に再現され、触ることもできる。
修学旅行などの学校団体に求められる体験学習に力を入れている東京スカイツリーでは、学校団体予約を利用しやすくするために、昨年から学校団体の入場予約券の料金を改定し、値下げしたが、さらに、東京、埼玉、千葉、神奈川の小中学校限定で、特別割引料金の提案も始めた。また、予約時の利用条件を大幅に見直し、学校団体予約が簡単にできるようにした。
併せて、事前学習にも力を入れており、そのコンテンツとして「東京スカイツリーの構造や建築技術」「東京スカイツリーが建つ墨田区の歴史」「墨田区の平和」「東京スカイツリー館内説明」を用意している。
申し込み・問い合わせ先は、東京スカイツリー団体予約センターTEL03(3626)0634。
はやぶさ2
リュウグウ模型