
帝国データバンクはこのほど、食品主要195社の価格改定に関する調査を行った。来年の食品値上げは11月末時点で1596品目。昨年同月時点の翌年予定数6785品目と比べて8割減のペースで推移している。「大規模な値上げラッシュは2024年春までおおむね収束傾向で推移すると見られる」(同社)。
今年12月の値上げは677品目。単月の値上げ品目数としては7月以来、5カ月ぶりに前年同月を上回るものの、2千品目を超える値上げが常態化していた今年中旬までの推移に比べると大幅に少なく、今年に入り2番目に少ない水準となった。ソース製品など調味料が505品目と、全食品分野で最も多かった。以下、乳製品167品目、菓子5品目。加工食品、酒類・飲料、原材料はゼロとなっている。
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