北海道百貨店協会(会長=畑中幸一・丸井今井社長)に加盟する札幌市内の百貨店6社6店舗が、外国人旅行者を呼び込もうと、ガイドマップやポスターを初めて共同で作成した。ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環の訪日集中キャンペーン「YOKOSO JAPAN WEEKS」(YJW)に合わせた取り組みだ。
ガイドマップとポスターを共同作成したのは、丸井今井札幌本店、札幌西武、大丸札幌店、東急百貨店さっぽろ店、札幌三越、イケウチ。
ガイドマップは、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)で表記され、各店舗が取り扱うファッションブランドや外国人買い物客へのプレゼント特典などを掲載。観光案内所やホテルなどで配布中。ポスターは、外国人の買い物を歓迎する内容で店内に掲示している。
全国でさまざまな歓迎企画が展開されているYJWは、東アジア地域の旅行シーズンに合わせ、期間は2月28日まで。札幌市では、「さっぽろ雪まつり」(2月5〜11日)の開催期間にあたり、毎年、台湾をはじめ東アジア地域から多くの外国人旅行者が訪れる。
北海道百貨店協会の山口博事務局長は「この期間の売り上げは、免税手続きベースでみると、首都圏の売り上げに次ぐぐらいの規模がある。東アジアのお客さまは、ファッション関連商品の買い物に関心が高い。厳しい経済情勢にあるが、外国人に百貨店の魅力をPRしていきたい」と話している。
歓迎用ポスター