札幌プリンスホテル(札幌市)はこのほど、増加が見込まれる訪日外国人や国内外のMICE需要に対応するため、5~12階8フロアの客室252室のリニューアルを発表した。
同ホテルは札幌市内をパノラマで展望できる28階建ての高層タワー。フロアごとのターゲットを明確にし、利用者への対応の強化を進めている。
5~12階の8フロアは個人旅行化が進む東南アジア圏を中心に、外国人グループやファミリー層、スポーツイベントなど団体客の利用を見据え、改装を行う。
また、48の客室にはトランドルベッド(親子ベッド)を導入し、3人での利用を可能にする。客室のデザインは、北海道のイチョウ並木をモチーフにしたイエローをキーカラーにし、木の温もりを感じる明るい空間を提供する。
工事は2、3フロアごとに順次進行。5、6階は12月28日、11、12階は2月1日、7~10階は3月30日にそれぞれ新装オープンを予定している。