長野県の木曽観光連盟(会長=瀬戸普・王滝村長)は、木曽観光大使に演歌歌手の長山洋子さんを任命した。木曽を題材にした新曲「木曽の翌檜あすなろ」の発売に合わせた任命で、新曲のヒットや歌手活動を通じたPRにより木曽への観光客の増加を期待している。
今月10日には木曽町の木曽文化公園文化ホールで、新曲発売イベントとともに任命式が行われ、瀬戸会長から長山さんに任命書が手渡された。任命書は新曲にちなみ、フレームにあすなろを、版面にひのきを使用した仕様となっている。
瀬戸会長は「新曲がミリオンセラーになり、木曽への観光客も100万人になるようPR活動に取り組んでほしい」と期待。長山さんは「絶対にヒットさせる。東京で生まれ育ったが、木曽を第2のふるさとにしたい」とこたえた。
イベントで長山さんは「木曽の翌檜」のほか4曲を熱唱し、抽選で選らばれた地域住民を中心とする観客約700人を魅了した。
木曽観光連盟は、塩尻市、中津川市、木曽町、上松町、南木曽町、木祖村、王滝村、大桑村の8市町村の観光振興を担っている。
瀬戸会長(左)と任命書を手にする長山さん