有馬温泉旅館協同組合(兵庫県)は1月11日、銀水荘別館兆楽で新年互礼会を開催した。総会の冒頭、増田晴信理事長(写真)は「社会が便利になりすぎて、人間のアナログ性が失われている。旅館も宿泊客の要望にこたえすぎると、四季、旬の大切さや文化を提供できなくなる。旅館組合では、次世代に温泉街のまちづくりの考え方や方法を伝えるために、青年部にイベントや行事の運営を行ってもらっている」とあいさつした。
来賓からは、砂川静濤・兵庫県神戸県民局長、大森伸一・神戸市生活文化観光局長らが祝辞を述べた。両氏からは、平成21年の兵庫デスティネーションキャンペーンや、今年実施されるプレキャンペーンへの県、市の取り組みについて説明がされた。