
内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の2022年11月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.8ポイント減の48.1。サービス関連、飲食関連などのDIが低下した。景気の先行き判断DIも同1.3ポイント減(45.1)と低下。ただ観光関連企業から「全国旅行支援の延長が決まったため、今まで以上に景気は上向きになる」(観光型ホテル)と、今後を期待する声があがっている。
調査は地域の景気の動きを観察できる業種の人々に、3カ月前と比べた景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
現状判断DIはサービス関連が前月比4.2ポイント減の52.6、飲食関連が同13.1ポイント減の47.9、小売関連が同2.2ポイント減の46.6と、全て数値を落とした。
先行き判断DIもサービス関連が同1.1ポイント減の45.5、飲食関連が同10.8ポイント減の43.0などと低下した。
景気判断理由の主な回答は次の通り。
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