![](https://i1.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/05-435.jpg?resize=300%2C320&ssl=1)
日本観光旅館連盟東京支部(斉藤源久支部長)と東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(潘桂華理事長)は15日、会員を対象とした合同秋季研修会を東京都千代田区の龍名館本店で開いた。国際観光振興機構ツーリスト・インフォメーション・センターの谷口せい子センター長=写真=を講師に招き、訪日外国人旅行者の受け入れなどについて学んだ。
谷口氏は、訪日外国人の年間1千万人達成を目指す中で、長期滞在客や個人客、リピーター客が増えれば、「小中規模の宿泊施設に注目が集まる」と指摘。国・地域別の旅行者の動向や宿泊施設での歓迎方法などを解説した。
訪日外国人の日本の宿泊施設への評価では、部屋は狭いが、清潔でサービスは良いといった声が多いことから、「サービスの良さを前面にPRすべき」と提案。外国語放送やインターネットの利用環境に対する要望が高いことも説明した。
また、財団法人国際観光サービスセンターが運営している、訪日外国人を対象とした宿泊予約あっせんシステム「ウェルカム・イン予約センター」の活用なども旅館・ホテルに呼びかけた。
研修会では、谷口氏に続き、にしむらセールス&ヒューマン研究所の西村文彦所長が「旅館・ホテルにおけるやる気の管理学」と題して講演した。
![](https://i1.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/05-435.jpg)