エアロシールド
空気環境改善で顧客満足度向上
日立システムズ（東京都品川区）が取り扱う紫外線照射装置「ＡＥＲＯＳＨＩＥＬＤ（エアロシールド）」。空気環境対策として、宿泊施設への設置を呼び掛けている。
すでに九州地方の旅館をはじめ、全国の医療・介護・福祉施設、企業のオフィスなどに導入され、空気環境改善による健康増進や不動産価値向上に貢献している。
「宿泊施設の共有空間、ホール、特別室などに安心・安全な環境を提供し顧客満足度の向上を手伝いたい」と同社。
エアロシールドは、小型無音設計の特殊なルーバー（仕切り板）構造による紫外線の水平照射を実現し、高さ2.1メートル以上の壁面や天井面に紫外線の層を形成する。
そのため、人が生活する空間に影響を及ぼすことなく、24時間使用可能。
また、除菌作用のある253.7ナノメートル短波長の紫外線（ＵＶ―Ｃ）ランプを搭載。加えて、空調や人の出入りなど屋内で起こる空気の自然対流を用いたことで、「空気中の浮遊菌やウイルスを減少させる」という。
第三者研究機関の実証実験においても、「実空間における浮遊菌を89.6％減少した」と話す。
幅28×高さ12×奥行き12.5センチとティッシュボックスと同程度のコンパクトサイズ。重さも約3キロと軽量。
既存の建物への後付け導入も簡単で、工事時間も1台当たりおよそ1時間。
さらに、24時間使用した場合でも電気代は1日7.6円。フィルターを実装していない設計も特徴。半年ごとのサポートを実施し、清掃、ランプ取り換えなどの業務を代行する。
製品ラインアップは13畳に対応するＵＫＰ09と25畳向けのＵＫＰ18を取りそろえる。
エアロシールド
