日本観光経営学会(会長=西村典芳・流通科学大教授)は11日、大阪府茨木市の立命館大学大阪いばらきキャンパスで第5回観光経営カンファレンスを開いた。研究発表・実践報告、総会のほか、「国内観光産業の再生と創造」をテーマにシンポジウムを開催。コロナ禍による観光産業の変容の中で、観光教育・研究が観光産業の再生にどうかかわっていくか、参加者は考えを深めていた。
午前中の研究の研究発表・実践報告では、16件の発表を実施。午後に開催したシンポジウムには、クリップ社長の島田昭彦氏、有馬温泉「御所別墅」ブランドディレクターの金井良宮氏、おてつたびCEOの永岡里菜氏がパネリストとして登壇。それぞれの事業や地域での取り組み事例について発表したのち、大島知典・立命館大学准教授をファシリテーターにディスカッションを行った。
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