日本温泉協会は、第2回日本温泉名人認定試験「温泉検定」を12月6日に実施する。試験会場は東京都大田区の大田区民ホール「アプリコ」に決定した。温泉検定は、日本の温泉文化を国内外に紹介できる人材の育成を目指すもので、合格者には「日本温泉名人」の認定証を授与する。受験者を募集中。定員は120人。申し込みは10月31日まで。
当日は、セミナーを受講して温泉総論、温泉医学、温泉観光学、温泉地学、温泉化学、温泉法学を学んでもらった後、温泉検定試験を実施する。試験は4択式マークシートで60問。受験料は1万円(税込み)で、テキスト、セミナー、試験、認定証発行の費用を含む。すでにテキストを購入済みの場合は8千円(同)。
当初の発表から受付開始時間などを変更した。受付開始時間は午前9時30分、試験終了時間は午後6時。新型コロナウイルス感染症予防対策として当日の受付時には検温を行う。
2019年12月に実施された第1回の温泉検定には200人が挑み、合格した176人に「日本温泉名人」の認定証が授与された。
詳細、申し込み方法は日本温泉協会のホームページ(https://www.spa.or.jp/)に掲載されている。