“浮かぶ料亭”として屋形船で東京観光を提供する晴海屋(東京都江東区)はこのほど、春のお花見コースの予約受け付けを開始した。お花見コースは、3月24日~4月10日で出船する。
晴海屋は、屋形船6船(全船掘りごたつ、スカイデッキ付き。イス席もあり)を所有し、晴海乗船場(朝潮小型船乗り場)、浅草吾妻橋乗船場、越中島乗船場、お台場パレットタウン乗船場など東京都内7カ所から乗り合い船や貸し切り船を出船している。
料理は、キスやアナゴなど毎朝築地から仕入れる新鮮な魚介を提供。船内で揚げる天ぷらは好評だ。また、外国人客向けにバイリンガル対応(英語、中国語、韓国語)やモノマネ芸人、伝統芸などで宴会を盛り上げる「芸人さん御膳」(貸し切り船)なども用意する。
2016年には、定員144人の日本最大級の屋形船「白鷺」を就航。客室は厳選したナラの無垢材を使用し、天井には鳳凰をあしらう。全席掘りごたつ席で天井高は2メートルあり、外国人など身長が高い客にも対応する。トイレは4室設け、大理石をふんだんに使う。また、屋上にはスカイデッキを設け、東京の夜景などを楽しめる。
お花見コースは、晴海乗船場から隅田川、スカイツリー付近を周遊するコース。船上か隅田川沿いの桜並木やスカイツリーなどを楽しめる。乗り合い船は、昼、夜の1日2便で、昼は午前11時30分、夜は午後6時30分から。申し込みは大人2人から。料金は、「ふりそで御膳」1万円(税別)からで、飲み物はアルコールやソフトドリンクなど全コース飲み放題。
問い合わせは、晴海屋TEL03(3644)1344。ホームページhttp://www.harumiya.co.jpまで。
毎朝築地で仕入れた魚介を板前が手作りで提供
客室にはナラの無垢材を使い全席掘りごたつ仕様
日本最大級の屋形船「白鷺」が就航