日本旅行は2月25日、2021年度(1~12月)決算を発表した。子会社を含めた連結で経常19億1800万円、最終6億2400万円のそれぞれ黒字となった。付帯事業の取り扱い増で売上高が前年比12.7%増加、営業外収益で24億2600万円の雇用調整助成金を計上するなど、営業損益で4億円の赤字も、経常、最終段階で2年ぶりの黒字を確保した。
新型コロナウイルスの影響を大きく受け、前年度は営業、経常、最終でそれぞれ116億2100万円、93億6200万円、127億9100万円の赤字を計上していた。
日本旅行単体は、売上高が前年比8.7%増の973億1400万円。
このうち国内旅行が同20.3%減の576億1600万円、海外旅行が同93.9%減の5億9300万円、国際旅行が同73.7%減の9億4300万円と、いずれも前年を大きく下回った。
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