
日本旅行は8月、法政大学の学生に向けた日光国立公園(栃木県)を舞台とした脱炭素を学ぶ研修ツアーを実施。参加した学生による成果発表会を9月13日に行った。
同社は昨年度から、法政大学が実施するSDGsプログラム「STARTプログラム」内で、参加学生に対する講義とフィールドワークを提供している。
今年はテーマを「脱炭素」とし、「ゼロカーボンパーク」を推進する環境省と、「世界の持続可能な観光地TOP100選」に2年連続で選出された那須塩原市の協力のもと、講義の設定と課題解決型フィールドワークとなる研修ツアーの提供を行った。
研修ツアーは、日光国立公園の「那須平成の森」で、源流の森を訪ねるインタープリターによるガイドウォークや、那須疏水の見学など。8月21~22日に行い、学生ら27人が参加した。
9月の成果発表会では、脱炭素社会に向けて学生の行動変容を促す旅をテーマに「先行地域を巡るツアー」「脱炭素×温泉の独自体験」などが学生から提案された。