日本政府観光局(JNTO)は、世界で25カ所目となる海外事務所として、中国・四川省成都市に「成都事務所」を17日に開設する。中国からの訪日観光客は、中国側のゼロコロナ政策などで途絶えているが、訪日旅行の再開を見据え、中国内陸部市場の需要を掘り起こす。
成都事務所は、四川省、重慶市、貴州省、雲南省の3省1市を管轄する。内陸部市場の消費者志向などの最新動向を把握するとともに、現地の旅行業関係者や一般消費者に対して効果的な訪日プロモーションを展開する。現地で収集した情報は、日本の自治体、DMO、観光関連事業者などにも提供していく。
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