日本人観光客が70%まで回復 豪州ケアンズ観光局、日本人観光客の推移を発表


ケアンズ観光局(オーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ、CEO:マーク オルセン)は、日本からケアンズエリアにおける観光客推移や最新動向の他、「未来を育む観光のカタチ」として、ケアンズならではの環境への取り組みを発表します。

オーストラリア ケアンズエリアにおける旅行者動向

ケアンズ観光局によると、2019年の1年間に、日本からオーストラリアに訪問した人数は457,852名。そのうち31,2628名が観光・レジャーを目的としていました。その中でも「ケアンズエリア」への観光客は全体の34%(10,5237名)となっており、人気の旅行先として選ばれています。ケアンズへ訪れる観光客数は回復傾向にあり、2023年6月にはコロナ前の2019年と比較し、70%まで回復しています。また、夏休みシーズンの7月、8月も順調に推移しております。

オーストラリア ケアンズエリアへの直行便の増加

日本からケアンズへの直行便は2019年8月時点では、成田国際空港と関西国際空港から1週間に14便でしたが、2023年6月からはヴァージン・オーストラリア航空における新規就航により、現在では週19~21便に増加しました。日本の3つの空港から直行便が運行するのはオーストラリアではケアンズが唯一で、輸送力は約29%も増加しました。

日本からの直行便数日本からの直行便数

ケアンズへの渡航者数ケアンズへの渡航者数

観光客受入れのためのインフラ整備

コロナ禍でのインフラ整備においては、ケアンズ空港を中心に海岸通り、コンベンションセンターなど数多くの整備を行いました。 これらの総額費用は、進行中の工事も含め約309億円。コンベンションセンターの拡張工事は2022年12月に完成し、約5,000人の収容が可能となりました。また、エスプラネードでは一般車両の通行を禁止し、旅行者に優しい街づくりを進めています。ダイニングエリア拡張に伴い、開放的なオープンエアの飲食店が増え、より多くの方にご利用いただける環境が整いました。

ケアンズ・コンベンションセンターケアンズ・コンベンションセンター

オーバーツーリズムに悩まされない ケアンズ「未来を育む観光のカタチ」

ケアンズ観光局管轄地域にはグレートバリアリーフと熱帯雨林の2つの世界自然遺産があり、その玄関口の街「ケアンズ」には多くの魅力があるとともに、それらを未来につなぐ責任があります。そこで今、取り組んでいるのが「1日に入島できる人数を100人に制限」することや「Best Managed Reef」 、全ての道具はスタッフが運び、ゴミ一つ残さない。サンゴなど持って帰らせない。「サンゴに優しい泳ぎ方」を教えるなど、人にもサンゴにも優しく観光を楽しめる取り組みを実施しています。また、熱帯雨林では、林道をつくらないことや、保全の一環として植樹やカーボンオフセットを実施しています。

その他にも、ケアンズから車で北に約1時間30分ほどのところにあるデインツリー国立公園の熱帯雨林、その一部を形成するモスマン渓谷は先住民族が森を守る特別な地域です。観光客の増加により、モスマン川流域に駐車する車両が増えたため、2012年6月から一般車両の進入を禁止しました。その地域と先住民族を守ることを優先するためにも、専用のシャトルバスに乗らなければモスマン渓谷に入れないよう対応しました。ケアンズ観光局では、観光客誘致は重要な活動である一方、観光客が増えることで、何かを失うことは絶対に避けなければならないと考えています。

環境保護体験の販売

世界自然遺産のグレートバリアリーフでは、多くの生物が寄り添いあって生活をしています。400種類のサンゴ、1,500種類の魚と4,000種類の軟体生物など多様性に富んだ生態系を成しています。このグレートバリアリーフで観光利用できる

エリアは全体の7%に設定。その中で、7日間にわたって海洋保護活動に参加できるプログラムがあります。生態系の保護に貢献しながらシュノーケリングやダイビングを楽しめます。本プログラムはグレートバリアリーフ海洋管理局(GBRMPA) の専門エコガイドと海に潜り、サンゴ礁の状態を撮影や測定を行うなどの調査に参加できるプログラムです。

それらの結果は、環境保護活動に活用しています。

ケアンズ観光局 サステナブル・ツーリズムへの取り組み

オーストラリアは2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ(ネットゼロ)を目指すことを発表しています。それに加えて、ケアンズ&グレートバリアリーフ地域のあるクイーンズランド州では2030年までに炭素排出量を2005年の30%に削減することを目指しています。さらに、クイーンズランド州政府は2050年のネットゼロ達成のため、クイーンズランドツーリズム・クライマイトアクションプランを立ち上げました。ケアンズ観光局は、州観光産業協議会、州政府観光局、観光省などとともにこのプロジェクトの運営委員会に関わり、ケアンズ地域の二酸化炭素排出量削減に寄与しています。

コロナ禍においても、ケアンズ&グレートバリアリーフ地域は「エコ・ラグジュアリー」の推進やカンタス航空との「グリーン・ティア」プログラムなど、ケアンズへの旅行者にサステナブルな体験を推奨する活動を行ってきました。現在ではケアンズ観光局のメンバーに登録する16%の企業がエコ認証を取得していますが、地域として2030年までに30%の取得を目指しています。

ケアンズ観光局のこれから

オーバーツーリズムの問題はケアンズだけではなく、世界的に重要な課題であると考えています。ケアンズ観光局管轄地域にはグレートバリアリーフと熱帯雨林の2つの世界自然遺産があり、その玄関口の街「ケアンズ」には多くの魅力があるとともに、それらを未来につなぐ責任があります。ケアンズ観光局では、地元の自治体をはじめ観光関連企業と協力しながら、これからもこの責任を果たしていくとともに、多くの方に魅力を伝え、そして一人でも多く体験いただけるような活動を、

これまで以上に柔軟に続けていきます。

<ケアンズ観光局 公式情報>

■ケアンズ観光局 公式 日本語ウェブサイト:https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/

■YouTube:https://www.youtube.com/user/CairnsGBR

■Instagram:https://www.instagram.com/cairnsjp/

■Facebook:https://www.facebook.com/CairnsJP/

■X(旧Twitter):https://twitter.com/Cairns_JP

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram

第36回「にっぽんの温泉100選」発表!(2022年12月19日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2022年度「5つ星の宿」発表!(2022年12月19日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第36回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2023年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2023年1月16日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒