観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2023年4月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は4763万人泊で、22年同月比41.6%増、19年同月比6.1%減だった。このうち日本人延べ宿泊者数は、ゴールデンウイーク(GW)10連休があった19年の同月との比較ではマイナスで、3カ月ぶりにコロナ前の水準を下回ったが、18年同月と比較するとプラスだった。外国人延べ宿泊者数はコロナ前の約9割まで回復した。
延べ宿泊者数全体の19年同月比の推移は、22年12月が0.5%減、23年1月が7.5%減、2月が5.5%減、3月が0.9%減だった。22年秋以降は改善傾向にあるが、コロナ前の数値を回復するまでには至らなかった。
日本人延べ宿泊者数は3724万人泊で22年同月比12.5%増となった。GWが10連休だった19年同月の実績3943万人泊との比較では5.6%減だった。18年同月の実績3363万人泊と比較すると10.7%増となった。
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