日本へのインバウンド不動産投資額、前年比61%減の48.8億USドル  日本発アウトバウンド不動産投資額は前年比29%減の19.3億USドル CBRE調べ

  • 2019年5月13日

 CBREは10日、「日本のインバウンド&アウトバウンド投資2018年」を発表した。日本へのインバウンド不動産投資額は前年比61%減の48.8億USドルで、日本発アウトバウンド不動産投資額は前年比29%減の19.3億USドルとした。

CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)は本日、「日本のインバウンド&アウトバウンド投資2018年(In and Out JAPAN 2018)」を発表しました。当レポートは、海外投資家による日本への不動産投資および国内投資家による海外への不動産投資既存物件への直接投資の動向についてまとめたものです。
■日本へのインバウンド不動産投資
海外からのインバウンド投資額は前年に比べて6割減少、大型取引の減少が主因

2018年の海外投資家による日本への不動産投資額は、前年に散見された大型取引の減少を主因に、前年比61%減の48.8億ドルとなりました。

インバウンド不動産投資は地方都市へ拡大
海外投資家による地方都市の不動産への投資額は、2018年に前年比109%増加しました。大阪での投資額が前年に比べて131%増加したことが、地方都市全体の伸びをけん引しています。また、インバウンド投資額全体に占める地方都市の比率は、前年の8%から41%に大幅に上昇しました。

アセットタイプはオフィスに集中
アセットタイプ別では、オフィスへの投資額が前年に比べて32%減少したものの、全体の58%を占めています。一方、物流施設への投資額は、前年に比べて145%増加し、全投資額に占める割合は前年の2%から13%に増加しました。

■日本発のアウトバウンド不動産投資
アウトバウンド不動産投資額は2年連続減少
2018年の日本からのアウトバウンド不動産投資額は、前年比29%減の19.3億ドルとなりました。日米金利差の拡大により、為替ヘッジコストが上昇したことが主因と考えられます。さらに、米中貿易摩擦により世界経済に対する懸念が高まったことも要因として挙げられます。

投資先地域別の投資額を見ると、北米への投資額(11.5億ドル)は全体の6割を占めたものの、投資額は前年に比べて51%減少しました。一方、アジア太平洋地域への投資額は5.3億ドルで、2005年以降では最大となりました。

アウトバンド不動産投資のけん引役は「不動産会社・商社」
2018年の投資主体別の投資額割合は、「不動産会社・商社」が53%となり、引き続きアウトバウンド投資の過半を占めています。ただし、その割合は前年に比べて20ポイント低下しています。その一方、割合が上昇したのは「事業会社」や「ファンド」です。アウトバウンド不動産投資において、投資家の裾野が拡大しつつあることがうかがえます。

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