復興庁によると、英国の日刊紙・ガーディアンは「2020年に訪れるべき20の場所」に日本で唯一、福島県を選んだ。同庁は「県の魅力が世界的に評価された」とコメントしている。
評価のポイントになったのは、(1)復興五輪として、東京五輪の聖火リレーがスタートする(2)自然や食の魅力(3)会津のさむらい文化(4)磐梯山=写真=の壮大な景色―など。
同庁は「東北としては今年度、ロンリープラネットの『ベスト・イン・トラベル2020』、ナショナルジオグラフィックの『ベストトリップ2020』にも選ばれているが、主要な海外メディアが選出する旅行先リストに選ばれたのは初めて」と喜びを隠さない。「官民挙げて観光復興や風評払しょくに取り組んだ結果」と捉えている。
福島以外では、スロベニア、イエーテボリ、ロッテルダム、ケアンゴームズ、ワイト島、バンクーバーなどが選ばれた。