日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、宿泊実態調査の11月の結果をまとめた=表。対象施設105軒のうち100軒が回答。東北6県合計の宿泊人員は前年同月比7.4%減、売り上げは同0.9%増となった。宿泊人員は前月に引き続き減少したが、売り上げは前年同月を上回るまで回復した。
宿泊人員の月別の前年同月比は、Go Toが始まった7月が43.6%減、8月は45.1%減、9月が20.8%減、10月は7.8%減と回復し、11月は前月と同程度の減少となった。
売り上げの月別の前年同月比は、10月が同3.0%減だったが、11月に入り増加に転じた。
11月は、Go Toトラベルキャンペーンを利用した集客が堅調に推移したが、新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、忘年会や新年会などを含む年末年始の宿泊需要の消失が懸念された。