
帝国データバンクによると、今年10月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は9件、負債総額は30億3500万円だった。件数は2月、7月と並び今年3番目に多かったが、負債総額は8月、7月に次いで3番目に少なかった。
件数は前月比4件増加(80.0%増)、前年同月比5件減少(35.7%減)。6月から5カ月連続で10件未満の1ケタ台にとどまった。今年の最多は5月の16件。
負債総額は前月比26億500万円、前年同月比43億4100万円それぞれ減少(46.2%減、58.9%減)。100億円の大台を7カ月連続で下回った。今年の最多は3月の127億9300万円。
1月からの累計は、件数が前年同期比12件減(12.2%減)の86件。負債総額が同179億4600万円減(23.8%減)の576億600万円。
