
帝国データバンクがこのほど公表した景気動向調査の5月分で、旅館・ホテルの景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比5.3ポイント減の55.1。51の業種別で、前月に続き電気通信に次ぐ2番目に高い数字だった。回答者から「インバウンド消費が旺盛」とする一方、海外旅行の伸び悩みを指摘する声もある。
全業種計は同0.6ポイント減の43.5。「国内景気は個人消費が低迷したことに加えて原材料価格の高止まりなどコスト負担の増加もあり、2カ月連続で後退した」(同社)。
旅館・ホテルは2カ月連続の悪化も高水準を維持。回答社数が30社以上の業種に限ると最も高かった。
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