旅館・ホテルの人手不足割合、過去最低の5.3% GoTo停止が影響

  • 2021年3月17日

 帝国データバンクが1月に行った人手不足に対する企業の動向調査で、旅館・ホテルの人手不足割合は正社員で5.3%と、2006年5月の調査開始以来、最低となった。Go Toトラベル事業の開始で不足割合が上昇していたが、同事業の停止や2度目の緊急事態宣言発出で再び低下した。

 調査は全国の企業約2万社に毎月行っている景気動向調査とともに実施。

 各企業に現在の従業員の過不足状況を聞いたところ、正社員不足と答えた企業割合は35.9%だった。新型コロナウイルスが感染拡大する直前の前年同月(49.5%)から13.6ポイント減少し、1月としては14年(36.6%)の水準まで低下した。

 51の業種別では、放送が56.3%とトップ。以下、建設(54.6%)、情報サービス(53.3%)、自動車・同部品小売(51.8%)が続く。上位10業種で前年同月から上昇したのは8位の電気通信(6.9ポイント増の44.4%)のみ。「在宅勤務などリモート需要の高まりから増加している」(同社)。

 旅館・ホテルは5.3%で、3カ月連続で低下した。前年同月の61.5%から、新型コロナの感染拡大で急落。4月に12.5%まで低下した。その後は上昇傾向となり、Go Toトラベルの利用が広がった10月に43.3%。ただ、その後は同事業の一時停止などで数字が再び低下した。

 旅館・ホテルから「緊急事態宣言によるキャンセルが多く、休館が避けられない状況になった」「緊急事態宣言の影響と全国的な感染拡大により旅行需要は皆無。消費者のマインドは冷え切っている」などの声が上がっている。

 非正社員の人手不足割合は、旅館・ホテルが16.7%と、2カ月連続で低下した。全業種計は19.1%。

 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第35回「にっぽんの温泉100選」発表!(2021 年12月20日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2021年度「5つ星の宿」発表!(2021年12月20日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第35回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2022年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2022年1月17日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram