旅館ホテルの景気DI、3月2桁台も依然最低

  • 2021年4月14日

 帝国データバンクが全国の企業に行った景気動向調査の3月分によると、旅館・ホテルの景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比6.5ポイント増の10.9だった。3カ月ぶりの2桁台だが、51の業種別では4カ月連続で最低値となった。

 全業種計は2.2ポイント増の38.0。「緊急事態宣言の解除で経済が徐々に活発化し、国内景気は2カ月連続で上向いた」(同社)。

 51業種中、47業種が上昇。「教育サービス」「医薬品・日用雑貨品小売」「家電・情報機器小売」「自動車・同部品小売」の4業種が下降した。

 旅館・ホテルは昨年12月(11.9)以来の2桁台。新型コロナウイルスが感染拡大した昨年3月から8月まで1桁台に落ち込み、Go To事業が軌道に乗り始めた9月から4カ月連続で2桁台。ただ、同事業の停止で再び落ち込んでいる。

 DI値が低い業種は旅館・ホテルのほか、「飲食店」の18.9%、「繊維・繊維製品・服飾品小売」の23.3%、「出版・印刷」の26.0%など。

 高い業種は「放送」の51.0%、「電気・ガス・水道・熱供給」の47.1、「情報サービス」の45.5など。

 10の業界別では、全てが上昇した。旅館・ホテルを含めた「サービス」は2.0ポイント増の38.5。

 景況感に関する主な声は次の通り。

 「1都3県に出ていた緊急事態宣言が解除になったが、新規の旅行申し込みがほとんど皆無の状態が続いている」(現在、悪い、旅行代理店)。

 「新型コロナウイルスの影響で観光や飲み会が激減」(現在、悪い、一般乗用旅客自動車運送)。

 「新型コロナウイルスの影響が長く続き、観光業を中心に打撃が大きい」(現在、悪い、酪農)。

「外出する機会が減り、かばんが売れない」(現在、悪い、かばん製造)。

 「オンライン、デジタルコンテンツの需要や、ライブ配信などの技術手法や企画力のニーズが高まり、問い合わせが増加している」(現在、良い、映画・ビデオ制作)。

 「まだまだ新型コロナウイルスの収束が見えず、良い方向に進んでいく材料が見当たらない」(先行き、悪い、旅館)。

 「飲食、ホテル、温泉などの販売が振るわず、急激な回復が見込めず先行きの見通しが立たない」(先行き、悪い、冷蔵倉庫)。

 「ワクチンやGo Toキャンペーンの再開など、政府の政策の後押しに期待」(先行き、良い、酪農)。

 「ワクチン接種が進み、経済活動のリバウンドが半年後ぐらいから始まると見込む」(先行き、良い、貸事務所)。

 
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