観光関連の業界団体などで構成される旅行連絡会は19日、旅行者が新型コロナウイルスの感染リスクを避けながら安全に旅行をするための留意点をまとめた「新しい旅のエチケット」を作成した。加入する日本観光振興協会や日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会などが今後、ホームページへの掲載やポスター掲示、チラシ配布などにより旅行者への周知を行う。
旅行時の感染防止のための基本的な留意事項に加え、旅行の場面(移動、食事、宿泊、観光施設、ショッピング)ごとの留意事項を掲載。旅行者に楽しく読んでもらう工夫として、「マスク着け、私も安心、周りも安心。」「旅ゆけば、何はともあれ、手洗い・消毒。」といった川柳風の文言にした。
宿泊の場面では、「人前で、マスク着用、エチケット。」「おしゃべりは、部屋に入って存分に。」「大浴場、静かにゆっくりいい湯だな。」などのエチケットを示した。
国土交通省・観光庁が作成に協力した。