
「行きたいが、様子見」49%
リクルートの観光に関する研究機関、じゃらんリサーチセンターは10月28日、新型コロナウイルスの流行以降、消費者を対象に継続的に実施している旅行意向に関するアンケート調査の9月分の結果をまとめた。調査日は9月27、28日。ワクチン接種の普及などに伴い、国内宿泊旅行に行きたい意欲を持つ層は全体の65.6%となり、2020年3月以降で最高値だった。ただ、このうち49.4%は行きたい意欲はあるが、「様子を見ている」という層だった。
調査はリサーチ会社のモニター会員のうち20歳以上の全国1652人が対象。同様の調査は20年3月以降、今回を含めて過去9回実施している。
コロナ下の国内宿泊旅行への意欲では、「予定をしており、気にせず行く」2.7%▽「予定をしており、気を付けながら行く」13.5%▽「旅行に行きたいが、様子を見ている」49.4%▽「旅行をキャンセル・しばらく行かない」16.8%▽「コロナ禍に関係なく、もともと行かない」11.8%。
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