リクルートのじゃらんリサーチセンターは6月22日、国内宿泊旅行ニーズ調査の結果を発表した。新型コロナウイルスの市場への影響を把握するため、定期的に消費者アンケートを実施。対象は20歳以上の1652人。調査日は5月27~29日。今後の国内宿泊旅行では、様子見を含めた潜在的に旅行意欲を持つ層が63.4%で、前回調査(3月28、29日)からほぼ横ばいだったが、実際に旅行の予定がある層は29.6%で、2020年3月の調査開始以降、最高値となった。
潜在的に国内宿泊旅行に意欲を持つ層の63.4%の内訳では、「予定をしており、気にせず行く」が7.3%(前回調査比2.5ポイント増)、「予定をしており、気を付けながら行く」が22.3%(同3.7ポイント増)。両方を合わせた実際に旅行を予定している層は29.6%、前回から6.2ポイント増加した。
内訳の他の項目は、「旅行に行きたいが、様子を見ている」が33.8%(前回調査比6.9ポイント減)、「旅行をキャンセル・しばらく行かない」が12.2%(同3.9ポイント減)、「コロナ禍に関係なく、もともと行かない」が14.0%(同2.6ポイント増)。
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