
北海道食べる通信
クラブツーリズム(クラツー)はこのほど、「北海道食べる通信」を発行するグリーンストーリーズプラス(北海道札幌市)と共同で、北海道の食の生産者との交流がツアーに盛り込まれる「北海道こだわりの食体験ツアー」を企画すると発表した。ツアーを通じて1次産業を応援する。
食体験ツアーは、3月に「春ウニを食べる~日高編~」を発売していたが、新型コロナウイルスの影響で催行を中止していた。今回、新たに第1弾として「〈ひとり旅〉北海道こだわりの食体験ツアー~石狩の農業と漁業の歴史を満喫~2日間」を10月10日に催行する。
ツアーは、石狩地域にスポットを当て、クラツーがツアーで訪れたことがない場所を中心に企画。普段ツアーの受け入れをしていない養鶏場や農園を訪れたり、農家の畑で採れたて野菜料理、石狩鍋発祥の名店で石狩鍋を味わったりする。宿泊は、シャトレーゼガトーキングダムサッポロホテル&リゾート(サッポロ茨戸温泉)。ツアー終了後は、土産として石狩の特産物が自宅に届く。
旅行代金は10万9千円。羽田空港発着。
「ツアーの前段として、食の生産者とのトークセッションを中心としたオンラインツアーを企画したところ、定員の約9割の申し込みがあるなど、手応えがあった」と同社。北海道食べる通信の丸山真由編集長は「生産者の努力や情熱を知って食べるとおいしさは倍増する」と話す。
第2弾は11月出発で、道南エリアのせたな町にスポットを当てた企画を予定している。
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