新潟県松之山温泉の「ひなの宿千歳」はこのほど、館内をリニューアルし、屋号も「ひなの宿ちとせ」に改めた(写真)。露天風呂付き客室や食事処を新設したほか、バリアフリー態勢を充実。日本情緒をより感じられるようにと、ロビーと廊下を畳敷きにした。
露天風呂付き客室は3室。総檜づくりの風呂で、温泉は源泉かけ流し。
食事処「松之山郷」は宿泊客の食事で利用するほか、ランチ営業も行い、「にいがた和牛」「妻有ポーク」「魚沼美雪マス」などの新潟ブランド食材を使ったメニューを提供する。入浴と合わせたランチプランも設定した。
新設の露天風呂付き客室と食事処は段差がないバリアフリー対応。パブリックと露天風呂付き客室には多目的トイレも設置した。
ロビーと廊下は「海外のお客さまにも日本情緒をより楽しんでもらいたい」と、すべて畳敷きにした。
「骨太な田舎の風情をより分かりやすく伝えたい」(同館・柳一成専務)と、今回の改装を計画。「分かりやすく、読みやすく、心にふれる館名に」と、屋号も改めた。