新潟県旅館組合の「新潟女将の会」(飯田美紀子会長=月岡温泉・白玉の湯華鳳)は17日、新潟市のホテルオークラ新潟で、新潟デスティネーションキャンペーン(DC、今年10〜12月)期間中に売り出す旅館特製のオリジナルスイーツ(デザート)の試食会を行った。JR東日本の見並陽一常務、国土交通省北陸信越運輸局の後藤靖子局長、新潟県観光局の坂巻健太局長ら、観光推進のキーマンに各地自慢の逸品を賞味してもらった。
女将会は今年の新潟DC期間中、観光客の受け入れ企画として「旅館街スイーツめぐり」を実施する。県内16温泉地の108軒の旅館・ホテルが果物など地元産の旬の素材を使った「ここでしか食べられないオリジナルスイーツ」を創作、観光客に旅館街を散策しながら味わってもらう。
この日のメニューは「コシヒカリ玄米甘酒のティラミス」(松之山温泉)、「ヤスダヨーグルトとフレッシュフルーツのミルフィーユ」(五頭温泉郷)、「特製白玉あんみつ」(月岡温泉)、「枝豆の生キャラメル」(湯田上温泉)など。「温泉と同じで、一度体験すると病みつきになりそう」「上品な中にも温かみがある」「もうひとつのメーンディッシュという感じ」と評判も上々だった。
スイーツを試食するJR東日本の見並常務(左端)ら。右端は女将会の飯田会長