北陸財務局は5月29日、北陸三県の5月の経済調査を公表した。能登半島地震の影響は残るものの、復旧・復興需要や北陸新幹線が金沢(石川県)から敦賀(福井県)まで延伸した効果などもみられるとし、「緩やかに持ち直しつつある」と総括。4月から判断を据え置いた。
個人消費については4月判断を据え置いたものの、家電大型専門店販売については4月の「弱含んでいる」を上方修正し「持ち直しの動きがみられる」とした。同局のヒアリングによると、仮設住宅などで必要となるテレビや洗濯機などに動きがみられたという。【記事提供:ニッキン】
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