
将来の航空需要に対応した航空整備士の養成、確保に向けて、ANAホールディングスと、日本航空(JAL)の航空機整備を担うJALエンジニアリングは、日本航空技術協会と連携し、無利子貸与型の奨学金「航空整備士育成支援プログラム」を創設した。奨学金事業の運用を通じて、航空整備士を目指し、勉学、訓練に励む学生を応援する。2024年度の入学生から適用可能で、23年12月1日に募集を開始した。
航空整備士に関しては、高齢化による大量退職、高度化する航空技術への対応など、将来にわたる航空便の安定運航を担う人材の養成、確保が課題。航空整備士の多くは指定の施設で養成されるが、養成課程における学生の訓練費の一部を無利子貸与する奨学金プログラムで学費負担を軽減する。
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