
政府は7日の閣議で、国鉄清算事業団から国が承継した国鉄長期債務の2023年度処理状況について、国会報告内容を決定した。国の一般会計に承継された債務残高は1998年度末の24兆98億円に対し、23年度末時点で15兆715億円に縮小した。
同債務の処理状況については、「日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律」に基づき、年度ごとに国会に報告することが義務付けられている。22年度末の債務残高は15兆2561億円で、1年間で1846億円減少。財源はたばこ特別税収、一般会計国債費などを充てている。【記事提供:交通新聞】
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