愛媛県が開発したブランド牛「愛媛あかね和牛」を知ってもらおうと、同県は1日から30日まで、東京都内の飲食店5店であかね和牛と県産食材を使ったメニューを提供する。8月29日には報道関係者を集め、都内で試食会を開いた。
あかね和牛は、県産黒毛和牛に県産かんきつと亜麻仁油を与えて飼育した牛。赤身と脂肪のバランスが良い、柔らかくてヘルシーな肉が特徴で、「女性やシルバー層に食べてほしい」と関係者。
提供店舗は、SHIKOKUバル88屋コレド室町店(中央区日本橋)、四国味遍路88屋丸の内店(千代田区丸の内)、鯛めし&京風おでん 折おり(港区赤坂)、天外天(文京区千駄木)、季彩や ひで(新宿区神楽坂)。いずれも「えひめ食の大使館」に認定されている。
試食会ではSHIKOKUバル88屋の「あかね和牛のロースト 梅とフォンドボーのソース」と四国味遍路88屋の「あかね和牛の藁(わら)焼き~今治野菜添え」が出された。店頭ではそれぞれ1680円、2380円で提供する。期間中はあかね和牛に合う地酒も出す。
あかね牛はまだ出頭数の少ない希少和牛。現在、年間出頭数は80頭ほどだが、2022年には約2倍の170頭ほどを目標としている。
県のイメージアップキャラクター、みきゃんも一押しのあかね和牛(試食会で)