北海道と、観光団体などで組織する観光被害対策連絡会は3日、「平成30年北海道胆振東部地震」の最新の被害状況を発表した。宿泊施設のキャンセル数は9月30日までの判明分で114万9千人泊。影響額は140億2700万円で、交通、飲食、土産物などを含めると約356億円に達した。
宿泊施設以外のキャンセル数は、観光・体験施設が21万人、フェリー・遊覧船が3万3千人、観光バスが9千台、レンタカーが3万8千台。
9月15日発表の宿泊キャンセル数は94万2千人泊。影響額は宿泊施設のみで117億2500万円、交通、飲食などを含めて約292億円だった。