広島県、新観光プロモーション開始


湯﨑知事(右から2人目)や有吉さん(同3人目)は気合い十分

湯﨑知事(右から2人目)や有吉さん(同3人目)は気合い十分

 広島県は27日、新しい観光プロモーションを開始した。同日、東京・東池袋のサンシャインシティで記者発表会を開き、湯﨑秀彦知事が趣旨を説明した。発表会にはタレントで、県の観光大使を務める有吉弘行さん(熊野町出身)らが出席し、知名度アップと観光客増に力を尽くすことを誓った。

 観光プロモーションのスローガンは「おしい!広島県」。魅力はあるものの県外にはあまり知られていない観光資源を全国の人に知ってもらうのが狙い。同日を皮切りに1年間展開する。

 湯﨑知事は「140の島々が浮かぶ瀬戸内海、生産量日本一の広島レモン、尾道と今治を結ぶしまなみ海道など、県内には魅力ある観光資源がたくさんあるが、あまり知られていないのが『おしい』」と無念の表情で述べ、「本当の良さをしってもらう必要がある」として、プロモーションの成功に意欲を示した。

 この一環として、「広島県おしい!委員会」が設立され、有吉さんが委員長に就いた。委員会には歌手の西城秀樹さんや元広島カープの山本浩二さんなどが名を連ねている。有吉さんは「『おしい』は『おいしい』の一歩手前。たくさんの人が広島を訪れ、『おしい』を『おいしい』に変えていきたい」と抱負を語った。

 同日は湯﨑知事、有吉さんにタレントの杉原杏璃さん(福山市出身)、平松邦夫前大阪市長が加わり、広島の知名度アップについて意見を交わした。知事と平松さんは名物のお好み焼きについて、どちらが正当なお好み焼きか熱いバトルを繰り広げたが、双方譲らず、決着はつかなかった。

 プロモーションでは、県が認定した「おしい」観光地や特産品を特設ウェブサイトで紹介したり、毎月4日を「おしいの日」と制定し、サイトで募集した投稿の中から、有吉さんが「マンスリーベストおしい」を認定、発表する。

湯﨑知事(右から2人目)や有吉さん(同3人目)は気合い十分
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