平戸観光協会、市内飲食店・宿泊施設で「平戸天然ひらめまつり」3月末まで開催


 長崎県の平戸観光協会は、市内飲食店・宿泊施設で「平戸天然ひらめまつり」3月末まで開催する。

長崎県平戸市にある、一般社団法人平戸観光協会では、令和2年1月18日(土)から3月31日(火)まで、市内飲食店・宿泊施設にて、24回目(24年目)となる「平戸天然ひらめまつり」を開催いたします。

◆◇「平戸天然ひらめ」について◇◆

長崎県平戸市は、全国有数の天然ヒラメ水揚量を誇り、その多くは1月から3月にかけて水揚げされ、年間50~100tの水揚げがあります。

この時期のヒラメは「寒ビラメ」とも呼ばれ、産卵前で脂がのって一番美味しくなる時期。

特に漁獲量の多い志々伎漁協協同組合では、重さ1kg以上の天然ヒラメを「ひらめおがみ」とブランド名をつけ、「平戸天然ひらめまつり」では主に「ひらめおがみ」を使用します。

中には重さ5~10kg以上の「座布団」級サイズのヒラメも多く水揚げされるのが特徴のひとつです。

「座布団ひらめ」と呼ばれる5kg以上の特大ヒラメ。

◆◇「ひらめまつり」で味わえる料理◇◆

平戸天然ひらめまつりは、期間中、飲食店・宿泊施設併せて21軒で、「平戸天然ひらめ」のメニュー・プランが登場するイベントです。

飲食店ではヒラメの刺身や寿司以外にも、ひらめ茶漬け、ひらめピザ、ひらめ炙りなど多彩なメニューが店舗に並びます。

宿泊施設では「3つのお約束」を掲げており、

1.ひらめの刺身だけでなく、必ず「ひらめしゃぶしゃぶ」を提供

2.思う存分ひらめを味わってもらうため、ひらめの刺身枚数を

しゃぶしゃぶ用と併せて必ず「1人前20枚以上」を提供

3.平戸の郷土料理「鯛茶漬け」をアレンジ「ひらめ茶漬け」を提供

を宿泊夕食の料理で提供することを定めています。

「平戸天然ひらめまつり」宿泊施設の夕食一例

◆◇「ひらめまつり」開催の経緯について◇◆

24年目を迎える「ひらめまつり」は、もともとオフ期(冬場)の宿泊対策及び地産地消推進から始まりました。平戸の天然ヒラメは当時、都市部への出荷がメインで平戸市内での消費はほとんどなく、これを観光素材として目をつけたのが始まりです。

まつり開催期間中は、観光協会で週2回、参加施設のヒラメの注文を取りまとめて志々伎漁協に発注し、各参画施設へ専用車で配送します。

今では50~100トンある水揚げのうち、3トン前後のヒラメを「ひらめまつり」で使用しています。

近年、どの自治体でも食フェア系のイベントを実施していますが、観光協会にて漁協等と連携して、食材の注文斡旋から配達までの「流通」を行っているのは全国的にも珍しいケースです。

ヒラメは配送車で漁協から各店舗へ配送する

1月初旬から平戸では、ヒラメ漁が一斉におこなわれ、3月末までヒラメを食べに来る観光客で賑わいます。

平戸の冬の風物詩「天然ヒラメ」を味わってみませんか?

 
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