帝国ホテル、京都「弥栄会館」を保存活用し建設中の新規ホテル 内装デザイン建築家に榊田倫之を起用

  • 2022年12月8日

 帝国ホテルは2日、京都「弥栄会館」を保存活用し建設中の新規ホテルの内装デザインに建築家に榊田倫之を起用すると発表した。

 

©︎New Material Research Laboratory

新規ホテルの正面玄関部分完成イメージパース

※榊田氏の榊は<木ヘンに神>

 

株式会社帝国ホテル(代表取締役 定保英弥)は、2026年春の開業に向け準備を進めている京都・祇園甲部歌舞練場敷地内にある弥栄会館の一部を保存活用した新規ホテルの内装全般を、株式会社新素材研究所に委嘱することを決定しました。同社代表取締役所長を務める建築家の榊田倫之氏が、同ホテルの内装デザインを担います。

 

当社は、2019年10月、新規ホテル計画の検討および協議を開始することに関する基本合意書を、学校法人八坂女紅場学園との間で締結し、関係者および関係諸機関との検討・協議を進めてまいりました。そして、2021年3月には、京都市都市計画で定められた景観地区および高度地区における手続きの中で専門家による公開の審議を経て、地域の景観への配慮、また、祇園甲部歌舞練場敷地全体の一体的な整備に貢献し価値ある建築物や風景を継承していく本計画の意義が認められ、これらの手続きが完了しました。2021年5月には、計画地の所有者である学校法人八坂女紅場学園と事業協定書等を締結し、本計画を実施することを決定しております。

 

ご参考)京都における新規ホテル計画の実施を決定(2021年5月12日発表)https://www.imperialhotel.co.jp/j/company/release/pdf/210512_news_release.pdf

開業は2026年の春を予定しており、帝国ホテルブランドのホテルとしては、東京、上高地、大阪に次いで4軒目となり、1996年の帝国ホテル 大阪のオープン以来、30年ぶりの新規開業となります。

 

選考にあたっては、国内外で活躍するインテリアデザイナーや建築家を候補にコンペティションを実施。日本の迎賓館の役割を担い誕生した帝国ホテルが、京都・祇園という日本を象徴する特別な場所で、地域に親しまれた弥栄会館を継承しながら新たな価値の創出に挑戦する本計画の意義を理解し、その独自性を体現できるデザインコンセプト及びデザインの提案を求めました。

榊田氏が代表を務める新素材研究所は、日本古来の自然素材や工法を使用したインテリアデザインの評価が高く、「古いものが、新しい」というコンセプトをもとに、素材自体に存在する時の経過を扱い、新旧の調和を図ることで唯一無二の魅力を生み出すという提案をされました。当社は、新素材研究所の提案を、建物を保存活用し未来へと継承することで地域社会の持続的な発展に貢献することを目指す本計画との親和性が非常に高いと評価し、様々なブランドが新規開業する京都においても、帝国ホテルとしての独自性を創出してくれることへの期待から、同社の起用を決定しました。

 

□ 榊田 倫之(さかきだ ともゆき)

 

Photo: Mie Morimoto

 

株式会社新素材研究所 代表取締役所長

 

建築家。1976年滋賀県生まれ。2001年京都工芸繊維大学大学院建築学専攻博士前期課程修了後、株式会社日本設計入社。2003年榊田倫之建築設計事務所設立。

2008年現代美術作家・杉本博司と新素材研究所を設立。

現在、京都芸術大学非常勤講師。

2020年より宇都宮市公認大谷石大使就任。第28回BELCA賞受賞

 

主な作品

2017年 MOA美術館(静岡県)

2017年 小田原文化財団 江之浦測候所(神奈川県)

2018年 Hirshhorn Museum ロビー改修

(ワシントン D.C.)

2019年 清春芸術村ゲストハウス「和心」(山梨県)

2021年 日本料理かんだ(東京都)

2021年 小田垣商店(兵庫県)

2022年 ヴィラ・クゥクゥ改修(東京都)

2025年完成予定

Hirshhorn Museum:彫刻の庭改修計画

(ワシントンD.C.)

作品集

2021年 「Old Is New 新素材研究所の仕事」

(平凡社)

 
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