作務衣メーカーである布の力久磨衣(埼玉県行田市)はこのほど、2011年の春夏カタログ「布の力」を発刊した。女性と男性用、両方の迎賓作務衣からズボンや里袴の単品、演出用の小物などを豊富にラインアップ。オールカラーの全102ページ。A4判。
春夏を意識した新商品として、女性用の半袖作務衣「日向」「麻衣(あさごろも)」「一越(ひとこし)ちりめん」などを提案する。
日向は、特殊加工の採用で肌にサラッとベタ付かない感触が特徴。汗をかいても蒸れないうえに、乾きも速い。「旅館からの評判も良く、当社の売れ筋商品」と同社。限定品で価格は税別8800円。
麻衣は、麻のような質感と肌触りが特徴。「女性がきれいに見える」というサーモンピンクとベージュの2色を用意。価格は税別1万800円。
一越ちりめんは、オフホワイトのちりめん生地に久磨衣オリジナルの柄をプリント。高級感を演出する。価格は税別1万2800円。
和装で働く女性用の下着「羽衣」も新商品。作務衣の衿元から下着が見えないようカットラインを深くするなどの工夫を凝らした。サラッと汗を吸う快適な着心地も特徴だ。
新作の前掛けは、「普段使い」を意識。「洋服にも合わせられるので、売店にも置ける」という。
ほかにも、部屋着用作務衣「寛着(くつろぎ)」や宿泊客用の羽織、売店販売用のシニアグラスやペンダントなども紹介する。
同社では、「希望があれば送るので、問い合わせてほしい」としている。
この件についての問い合わせ先は、布の力久磨衣(TEL0120・431・901)。
11年の春夏カタログ・布の力