
ヘリコプターからの眺め
雲仙観光局(長崎県雲仙市)は、ヘリコプターで島原半島を遊覧するツアーを事業化する。観光庁の観光再始動事業を活用した事業の一環。10月10日には、「オオルリ天空飛行」と題して、観光有識者や観光ガイドなどを乗せたトライアル運航を実施した。販売方法などは未定だが、早ければ、12月中旬にも事業をスタートさせたい考えだ。
ヘリコプターの遊覧ツアーは火山がテーマ。島原半島の成り立ちや火山と共生してきた人々の生活などをガイドの解説で学び、上空から景色を眺める。ガイドによる事前のレクチャーが約15分、ヘリの遊覧飛行が約40分となる予定。
ヘリの遊覧飛行は、雲仙温泉街に近い雲仙BASE(旧雲仙小中学校)を発着。雲仙・普賢岳の噴火活動でできた溶岩ドームの平成新山、島原半島の南端の早崎半島、島原市の市街地などの上空を巡る。1回のフライトで定員は2人、加えてガイドが同乗する。料金は1人15万円前後をめどに検討している。
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