岸和田市、文化財邸宅を料亭として利用

  • 2008年12月20日

国登録有形文化財の「五風荘」

国登録有形文化財の「五風荘」

 大阪府岸和田市は、市内にある国登録有形文化財の邸宅「五風荘」を指定管理者制度により日本料亭として利用することを発表した。12月の市議会で審議の上、正式に決定する。同市は「日本庭園を眺めながら食事ができる新しい観光名所にしたい」と話す。指定管理者には外食チェーン「がんこフードサービス」を選んだ。

 五風荘は旧岸和田城主・岡部氏の新御茶屋敷に、地元の財閥寺田家が昭和初期にかけて作った邸宅。敷地面積約8千平方メートル、建物面積1549平方メートルで母屋と3つの茶室を持ち、回遊式の日本庭園がある。

 岸和田市は93年から五風荘を有料貸し室として市民に貸し出してきたが、最近の来訪者は年間1万人足らずで、07年度決算では約2860万円の管理料の支出に対し収入が約170万円と保全もままならない状態となっていた。市内には食事処が少ないため、指定管理者による民間の運営で収入と利用客の増加に結びつく観光施設にしたい考えだ。

 がんこフードサービスでは、来年4月から改修工事を進め、8月のオープンを目指す。昔ながらの風情を持つ屋敷を利用した「お屋敷店舗」の形態で営業する予定。同市ならではの食材を使い、和食や鍋料理を提供する。2019年3月までの10年間運営する。

国登録有形文化財の「五風荘」
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