岩手県観光協会、復興運動をスタート


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 岩手県観光協会(佐藤義正理事長)は、県内の旅館・ホテル、観光施設、飲食店などの売り上げの一部を被災地への義援金とする「つなげる・つながる・まごころ運動」をスタートさせた。参加施設・店舗を募って被災地への支援につなげるとともに、旅行への自粛ムードなどを払しょくし、県内の観光業の活性化を目指す契機とする。

 運動の共催は、県商工会議所連合会、県商工会連合会。実施期間は当面、来年3月末の予定。

 参加する施設や店舗は運動の参加証を店頭に掲示し、それぞれ売り上げの5%程度を目安に岩手県災害義援金募集委員会に随時、義援金を振り込む。県観光協会では、ウェブサイト「いわての旅」で参加施設・店舗を紹介してPRしている。

 4月20日、佐藤理事長をはじめ、岩手県観光誘致協議会の澤田克司会長、いわておかみ会の大澤幸子会長が県庁を訪問し、達増拓也県知事に運動のスタートを宣言し、協力を要請した。

 運動の宣言では、「私たちに課せられた責務は共に手を携えて元気な岩手を取り戻すことであり、それぞれができることを精一杯努力することによって、1日も早い復興のお手伝いをすることだ」と盛り込んだ。

 宣言を受けて達増知事は「行き過ぎた自粛は復興の妨げになる。観光をはじめ地域の活性化に資する取り組みであり、被災者の支援にも寄与する。県としても運動の拡大に最大限に協力したい」と述べた。

 参加証などにも使用するシンボルデザインも作成した。岩手県のPRキャラクター「わんこきょうだい」のメーンキャラクター「そばっち」を採用。今回、特別に描かれているわんこそばの上の12粒のイクラは、被害が大きかった県内沿岸部の市町村を表し、復興への願いを込めている。

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