岐阜県と神田明神が連携 地方自治体で初の試み


 岐阜県と神田明神は9月21日、東京都千代田区の同神社で記者会見し、連携してイベントの開催などに取り組むと発表した。神田明神が地方自治体と連携するのは初めて。所蔵品の展示や講演会、観光キャンペーンなどを計画している。

 全く関係がないような両者だが、「天下分け目の戦いの地、関ケ原古戦場がある岐阜県は、神田明神と歴史的に三つの縁(平将門命、徳川家康、中山道)でつながっている」という。

 その一つ家康については、1600年、関ケ原の戦いに先立ち、かつて江戸場内にあった神田明神で戦勝祈願を行った。石田三成を倒した合戦当日の9月15日は神田祭の開催日であり、そこから200年余り太平の世をもたらした。

 また、江戸幕府が重要幹線に位置づけた中山道は、東京・日本橋から神田明神付近を通り、岐阜県東美濃地方、さらには関ヶ原を経由して京都に至る。全69次ある宿場のうち、岐阜県内では17次整備された。

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