飛騨・美濃観光大使、鈴木ちなみさん（右）のトークショー
岐阜県は１２日、岐阜県ＰＲイベント「世界に誇る岐阜の遺産をめぐる旅キャンペーンｉｎ東京」を港区赤坂の複合施設・東京ミッドタウン・アトリウムで開いた。
同キャンペーンイベントは２６日に大阪南港の複合施設・ＡＴＣハーバーアトリウムでも開く。「山・鉾・屋台行事」が昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、記念ＰＲイベントとして実施した。
またＰＲ活動の一環として楽天トラベルに特集ページ「世界に誇る岐阜の遺産をめぐる旅」（http://travel.rakuten.co.jp/movement/gifu/201701-2/）を開設し、１月３０日から３月２６日までの期間限定で岐阜県の宿泊施設が提供する限定宿泊プランを掲載。「世界に誇る６つの岐阜遺産」として、「山・鉾・屋台行事」「白川郷合掌造り集落」「本美濃紙」「杉原リスト」「清流長良川の鮎」「曽代用水」をウェブページ上でそれぞれ詳しく解説、紹介している。
岐阜県を舞台設定としたアニメ「君の名は。」「のうりん」などのアニメ聖地巡礼情報も掲載。岐阜県の契約旅館・ホテルが提供する今回限定の特別宿泊プランへの予約導線をウェブページ内各所に設け、実際の誘客に結び付けている。
同日のイベントでは、「山・鉾・屋台行事（高山祭、古川祭、大垣祭）」を写真と文章で紹介する大型のグラフィックを掲出。岐阜県とそれぞれの祭りが行われる高山市、飛騨市、大垣市の３市がブースを出展し、観光ＰＲのほか、特産品の物販も行った。人数限定の「組紐（くみひも）」の手作り体験コーナーは、女性や子供を中心ににぎわった。
トークショーには、岐阜県多治見市出身で、昨年「飛騨・美濃観光大使」に就任した女優の鈴木ちなみさんが登場。「それぞれのお祭りの美しさと迫力は、写真で見るのと実際に訪れるのとでは、臨場感が全く違う。岐阜は温泉も食べ物も人も素晴らしいところなので、ぜひ足を運んで癒されてください」話し、岐阜の魅力をアピールした。
