岐阜県は12月13日、県のブランディングにつながる優れた県産品の看板商品「飛騨・美濃すぐれもの」として、恵那川上屋の「栗きんとん恵那栗」や岩村醸造の「女城主特別純米酒濃州生一本」など新たに5商品を認定した。県の魅力を全国に伝える「飛騨・美濃じまん運動」の一環。県産品と観光の一体的な振興を図っていく。
認定された5商品は、そのほか、白木恒助商店の「清酒達磨正宗アイスクリームにかけるお酒」、たかすファーマーズのチーズソース「カンコワイヨット」、浅野撚糸の「エアーかおるエニータイムバスタオル」。認定商品について県では、「戦略的なプロモーション、情報発信を実施することで、県産品と岐阜県のブランディングにつなげていく」という。
8月2日~9月10日に募集を行い、44商品の応募があった。百貨店、専門店のバイヤーなどの審査員が販売プロモーションを視野に入れて商品を選定した。
飛騨・美濃すぐれもの認定事業は03年から開始した。今年度の5商品を加え、認定商品は計136商品となった。
県では今後、これまでの認定商品を1月26日からの1週間、首都圏で販売するほか、地域とのつながりなどの物語性をからめて商品を紹介する冊子を作るなどして、積極的にPRしていく。
栗きんとん恵那栗