
周遊観光では多様な魅力が満喫できる。 飛騨市と白川村にまたがる天生県立自然公園ではエコツアーの人気が高まっている
岐阜県観光連盟は12日、NEXCO中日本と連携し、自動車旅行の観光客の誘致拡大を目指す「清流の国ぎふ旅キャンペーン」を始める。岐阜県内の高速道路を定額で乗り降り自由にするほか、東京から高速道で岐阜県に入る利用ルートにも割安な定額料金を設定する。期間は10月31日まで。県内や近隣県に加え、関東地方からの夏季、秋季の集客を強化したい考えだ。
キャンペーンによる高速道のお得な利用プランは2種類。岐阜県内に適用される「周遊エリア内乗り放題コース」は、連続する2日間が有効期間で普通車は3800円。東京から東名道や中央道で岐阜に入る「東京発着エリアコース」は連続する3日間が有効期間となり、岐阜県内の周遊エリアも乗り降り自由で普通車は1万300円に設定されている。
プランに申し込むと、特定のサービスエリア(SA)などでプレゼントがもらえる特典も付く。また、SAなどで配布されるキャンペーンの冊子にも、岐阜県内の宿泊施設や観光施設、土産店などの協賛店舗138施設で利用できるお得なクーポン券が添付されている。
今年9、10月には国体が岐阜県を会場に開かれる。キャンペーンは、国体を契機とした観光PRに力を入れようと企画された。特に関東地方からの旅行需要喚起が課題。2010年の観光客数の構成比を居住地別にみると、県内と東海地方の客で全体の87.0%を占め、関東地方は3.8%だった。
関東地方からの誘客の拡大について、岐阜県観光連盟販売促進課の林晃司課長補佐は「東京発着エリアコースの場合、有効期間が3日間あるので県内を北から南まで周遊することもできる。ぜひ岐阜県内に宿泊し、観光をゆっくりと楽しんでもらいたい」と話している。
キャンペーン期間中の夏、秋のイベントでは、郡上おどりが今月14日から9月8日、秋の高山祭が10月9、10日に開催される。大小200以上の滝が点在する下呂市の小坂の滝めぐりも絶好のシーズンを迎える。
高速道のキャンペーンプランの利用は、ETCを搭載した普通車、軽自動車などが対象。NEXCO中日本のホームページで事前の登録が必要ですでに受け付けを開始している。混雑期の8月10〜19日はプランは利用できない。

周遊観光では多様な魅力が満喫できる。
飛騨市と白川村にまたがる天生県立自然公園ではエコツアーの人気が高まっている