恒例の下呂温泉謝肉祭が21日、岐阜県下呂市の幸田河川敷いでゆ大橋(下呂大橋)で開催された。食や芸能のイベントが催され、会場には約5千人の観光客が来場した。
謝肉祭の目玉である飛騨牛豪快焼きには、3千人が長蛇の列を作った。
メーンステージでは、御前太鼓「華響」や名古屋の高校生で構成するビッグバンド「フリーヒルズ・ジャズオーケストラ」のスペシャルライブコンサートが演奏された。
会場には、五平餅やケイチャン、駄菓子を販売する屋台のほか、同時に50人が入れる特大足湯コーナーやミニ動物園コーナーが設置され、盛況となった。
下呂温泉旅館協同組合によると、10月まで下呂温泉の宿泊客数は前年を上回るペースで推移している。今後、12月には冬の大型花火イベント「下呂温泉花火ミュージカル冬公演」を5回開催。来年1月5日から3月30日までの毎週土曜日には、その時々の歳時をテーマにした花火イベント「冬の下呂温泉花火物語」を開催し、集客に取り組んでいく。
下呂温泉謝肉祭の目玉、飛騨牛の豪快焼き