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クラブツーリズム(クラツー)は10日、登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップ(福岡市博多区)と業務提携を締結した。コロナ時代における山旅と、地域経済の活性化を目指す。
クラツーは1993年から登山、ハイキングのツアーを手掛けている。YAMAPは登山を安全に楽しむGPSアプリ。ダウンロード数は197万を超えている。互いの知見を企画に生かす。
業務提携を通じて(1)自然体験と観光を融合した「着地型ツアー(滞在型自然観光モデル)」の開発、提供(2)山旅を軸とした地方創生モデルの開発、提供(3)登山活動に特化したコミュニティ団体、ガイド組織の形成、運営(4)新しい自然教育モデルの開発、提供(5)「オフ登山」需要の拡大を見据えた各種コンテンツの拡充、強化―などを行う。
着地型ツアーは、ヤマップが提供する「登山」「街の観光」が一体となった山旅サービス「環(たまき)」の事業モデルに商品開発力を掛け合わせて企画。自然体験のほか、国立公園、国定公園などを巡る登山ツアー、ハイキングツアーを販売している。
「『新型コロナウイルスとの共生』を前提に、新しい山旅の世界観を醸成し、登山市場の活性化を図る」とクラツー。
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