6月14日から約3カ月にわたって展開してきた山形デスティネーションキャンペーン(DC)が13日に終了した。「これからも『山形日和。』でお待ちしております!」のメッセージを発信しながら、県内各地で閉幕イベントが行われた。
JR山形駅を会場にした閉幕イベントは、山形DC推進協議会会長の吉村美栄子・山形県知事、市川昭男・山形市長、JR東日本の松木茂・執行役員仙台支社長をはじめ、観光・商工関係の代表者らが参加し、山形DCの閉幕を宣言した。
吉村知事は「県民、全産業の総参加により、大震災後に落ち込んだ観光客の回復、拡大につながった。本県に多くの観光客が訪れ、感謝したい。DCは閉幕するが、『観光立県山形』に向けて新たなスタートを切りたい」とあいさつした。
また、吉村知事は今後の観光振興の課題として「インバウンドの取り組み強化」を挙げて、官民一体となって山形の魅力を発信することを表明した。
吉村知事らが出席したDCの閉幕イベント